JCB CARD W JCB CARD W plus L の特徴と違いまとめ

みなさんクレジットカードは利用していますか。クレジットカードっていろんな種類やいろんな会社のカードがあってどれにすれば良いのか選ぶのが難しいですよね。
そこで今回は、JCB CARD W/JCB CARD W plus Lというクレジットカードについて紹介していくので、クレジットカード選びの参考にしてみてください。

JCB CARD W/JCB CARD W plus Lとは?

JCB CARD W/JCB CARD W plus Lとはどちらも日本唯一の国際ブランドであるJCBが発行するクレジットカードです。
国際ブランドが発行しているクレジットカードのため、ステータスの高さやセキュリティの高さには文句はありません。

今までのJCBが発行するクレジットカードは還元率が他社カードに比べて低かったり、年会費が少し高かったりと若干ハードルの高いクレジットカードという印象がありました。
しかし、JCB CARD W/JCB CARD W plus Lは年会費が完全に無料で、ポイント還元率も1%とかつてのJCBが発行するクレジットカードに比べて高い設定となっています。

今までのステータス性やセキュリティの高さはそのままなので、かなりスペックの高いクレジットカードなのではないでしょうか。
JCB CARD WとJCB CARD W plus Lは基本的なスペックはほぼ同じとなっています。
違いについては後程詳しく紹介していきます。

また、このJCB CARD W/JCB CARD W plus Lの両者は基本的に18歳以上で39歳以下だったら誰でも申し込むことが可能です。

申し込み方法はweb入会限定となっています。
そのため、JCBが定めるインターネットでのお支払いができる口座設定可能な銀行口座をお持ちでないと、このクレジットカードを選ぶことはできません。
対象となるのはゆうちょ銀行やインターネット銀行、第二地方銀行を含む銀行と名の付くほとんどの金融機関となっています。
基本的には銀行口座を持っていれば問題ありませんが、信用銀行などの口座は引き落とし先に設定することはできないので気を付けましょう。

今までのJCBが発行するクレジットカードは申し込みできる年齢が29歳以下でしたし、退会時には手数料がかかっていました。
しかしJCB CARD W/JCB CARD W plus Lでは申し込みの年齢も広くなりましたし、退会時の手数料もかからなくなりました。

JCB CARD W/JCB CARD W plus Lの基本情報

JCB CARD W/JCB CARD W plus Lの基本的な情報について紹介していきます。

年会費

JCB CARD W/JCB CARD W plus Lの年会費は完全に無料となっています。
また、JCB CARD W/JCB CARD W plus Lは本会員以外にも家族会員のカードを発行することが可能ですが、その家族カードの年会費も無料で利用することができます。
家族会員は本会員と生計を共にする配偶者や親、子供の方が限定で、高校生を除く18歳以上の方が申し込みの対象となっています。

今までのJCBが発行するクレジットカードは年会費が有料のクレジットカードがほとんどでしたが、このJCB CARD W/JCB CARD W plus Lは年会費が無料なので、JCBが発行するクレジットカードを利用したいという方には嬉しいですよね。

ポイント還元率

JCB CARD W/JCB CARD W plus Lのポイント還元率は通常時から1%と比較的高い水準に設定されています。
一般的なJCBカードのポイント還元率は0.5%となっているため、それらに比べると通常時から1%という還元率はかなりお得なクレジットカードなのではないでしょうか。

通常であれば1000円のお買い物につき1ポイントが貯まる計算になりますが、JCB CARD W/JCB CARD W plus Lでは1000円のお買い物につき2ポイントが貯まる計算となります。

JCBのポイントシステムであるOkiDokiポイントは、1ポイントあたり5円相当なので、JCB CARD W/JCB CARD W plus Lでは1000円につき10円相当のポイントが貯まるということになります。

さらに、利用場所や条件次第では還元率がさらにアップします。
還元率がアップする条件は以下の2つです。
・JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗での利用
・OkiDokiランド経由でのインターネットショッピング時

JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗にはスターバックスやセブンイレブン、Amazonなど多数のお店が加盟しています。
これらの加盟店でのJCB CARD W/JCB CARD W plus Lの利用でポイントが2-5倍になります。

OkiDokiランドには楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングやZOZOTOWNなどがあります。
結構身近で有名のお店が多く揃っているので、よくインターネットショッピングをするという方はポイントを効率よく貯めることが可能です。

これら2つをうまく利用すればかなり高い還元率でポイントを貯めることが可能です。

ポイントの使いやすさ

JCB のポイントプログラムはOkiDokiポイントプログラムというものになります。
貯めたポイントの有効期限は2年間で、これらのポイントは商品券や景品、その他のポイントに交換することが可能です。

ポイントの交換先によって還元率は変わりますが基本的には0.8-1.2%の間のレートで交換することが可能です。

NanacoポイントやWAONポイントなどは1%でポイントを交換することが可能です。
このほか、交換先はかなり多くあるので使い勝手には困らないでしょう。

国際ブランド

JCB CARD W/JCB CARD W plus Lの国際ブランドは言わなくてもわかると思いますが、JCBとなっています。

JCBは日本で唯一の国際ブランドなので日本ではもちろん日本人がよく観光しに行く国では問題なく利用することが可能です。

その他の国ではまだJCBを利用できない店が多いので、海外によく行くという方のメインカードとしては向いていないでしょう。
逆にあまり海外に行かないという方にとっては問題ないでしょう。

付帯保険

JCB CARD W/JCB CARD W plus Lには海外旅行傷害保険が付帯しています。
JCB CARD W/JCB CARD W plus Lの引受保険会社は損害保険ジャパン日本興亜株式会社と、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、そして三井住友海上火災保険株式会社の3社となっています。

JCB CARD W/JCB CARD W plus Lで海外旅行傷害保険のサービスを受けるためには、事前に旅行費用をいずれかのカードで支払っておく必要があります。
また、補償対象者は本会員はもちろんですが、家族会員にも適応されます。

補償期間は1旅行につき最高3カ月までとなっているので、長期間の旅行でも安心です。
電話でのサポートも充実しており、旅行先でのトラブルやアクシデントがあった場合でもJCBプラザコールセンターを利用することで24時間365日、日本語でのサポートを受けることができるので海外旅行も安心できます。

海外旅行傷害保険の詳細は以下の通りです。

担保項目 保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高2000万円
傷害治療費用 100万円
疾病治療費用 100万円
賠償責任 2,000万円
携行品損害 20万円
[自己負担:1事故3,000円] 100万円

このように海外旅行傷害保険のサポート内容がとても充実しているので、海外旅行によく行く方には嬉しいサービスですよね。
海外旅行傷害保険は自動付帯ではなく利用付帯となっています。

JCB CARD W/JCB CARD W plus Lにはこのように海外旅行傷害保険が付帯していますが、国内旅行傷害保険は付帯していません。

JCB CARD W/JCB CARD W plus Lは海外旅行傷害保険以外にもショッピング保険も付帯しています。
補償対象者は本会員と家族会員になります。
補償の対象は海外でのJCB CARD W/JCB CARD W plus Lを利用しての買い物に限ります。この保証は海外での利用のみなので国内での利用は対象外です。

補償内容としては海外でのクレジット決済した商品に万一破損や盗難などの損害が発生した場合に、購入してから90日間の期間で最高100万円の補償が適応されます。

補償金額は領収証に記載されている金額から自己負担額10000円を控除した金額となっています。

先程国内でのカード利用時の補償は対象外といましたが、「支払い名人」に登録することで国内も補償の対象となります。

JCB CARD W/JCB CARD W plus L の特徴

ここまでJCB CARD W/JCB CARD W plus Lの基本情報をみてきましたが、次は特徴について紹介していきます。

JR東海エクスプレス予約サービス

JCBカードではJR東海エクスプレス予約サービスを利用することが可能です。
このサービスは手持ちのカードにプラスして利用できる東海道・山陽新幹線のネット予約サービスです。

年会費は1000円で利用することが可能です。
また、このサービスを利用することで通常時より基本的に1000円以上お得に利用することができるので、年会費を回収することが可能です。

JCBトラベル

JCBカードではJCBトラベルサービスを受けることが可能です。
JCBトラベルとはJCB会員限定の旅行会社です。
旅の予約から相談まで電話一本で対応してくれます。

旅行会社は30社以上のプランから選ぶことができ、支払いも出発後なので面倒くさい手続き不要ですぐに出発することも可能なのも嬉しいですね。

JTBトラベルで提携のオンライン予約サービスではOkiDokiポイントを貯めることができます。
ポイントをお得に貯めることのできる商品は以下の通りです。

種類 旅行会社 倍率(還元率)
宿泊 JTB 3倍(1.5%)
宿泊 るるぶトラベル るるぶトラベルポイント100pt
ツアー 近畿日本ツーリスト 2倍(1.0%)
ツアー J-TRIP 3倍(1.5%)
航空券 エボラブルアジア 2倍(1.0%)
宿泊 JHC 10倍(5.0%)
宿泊 アップルワールド 10倍(5.0%)
ツアー JTB 2倍(1.0%)
ツアー 近畿日本ツーリスト 2倍(1.0%)
航空券 フリーバード 2倍(1.0%)
現地ツアー JHC 10倍(5.0%)
現地ツアー トラベルドンキー 10倍(5.0%)
その他 JCB海外おみやげサービス 10倍(5.0%)

このようにさまざまな旅行会社からプランを選ぶことができ、還元率も最大5%となっています。

JCBプラザ

JCBカードではJCBプラザのサービスを受けることができます。

JCBプラザは世界51ヵ所で営業している海外サービス窓口です。
JCB加盟店の予約や観光に関する問い合わせをJCBプラザスタッフが日本語で対応してくれます。

JCBプラザでは以下のサービスを受けることが可能です。
・JCB加盟店情報や観光情報に関する案内
・ホテル、レストラン、オプショナルツアー、各種チケットの予約
・JCBカードの紛失や盗難時のサポート
・Wi-Fiの無料サービス

JCBプラザラウンジ

JCBカードではJCBプラザラウンジのサービスを受けることができます。

JCBプラザラウンジは世界の主要都市9ヵ所に設置されているJCB会員専用のラウンジです。JCBプラザのサービスに加えて以下のサービスを受けることができます。
・インターネットプリントアウトサービス
・日本語新聞、雑誌の閲覧
・現地ガイドブックや情報誌の閲覧
・ドリンクサービス
・マッサージ機
・荷物預かりサービス

海外ダブルポイント

JCBカードではJCB海外加盟店で対象のJCBカードを利用することで、自動的にOkiDokiポイントが2倍になります。

海外で利用するだけで自動的にポイントが2倍になるので、海外によくいく方にはとても嬉しいサービスですよね。

OkiDokiランド

JCBカードにはOkiDokiランドというお得にポイントを貯めることのできるサービスがあります。
OkiDokiランド経由でショッピングするだけで通常の2~20倍のポイントが貯まります。

OkiDokiランドで利用できるサイトは以下の通りです。

Amazon.co.jp 2倍 1.0%
Yahoo!ショッピング 2倍 1.0%
楽天市場 2~10倍 1.0~5.0%
ベルメゾンネット 2倍 1.0%
イトーヨーカドーネットスーパー 2倍 1.0%
イトーヨーカドーネット通販 2倍 1.0%
おうちでイオン イオンショップ 2倍 1.0%
セブンネットショッピング 2倍 1.0%
ニッセンオンライン 3倍 1.5%
ディノスオンラインショップ 2倍 1.0%
カタログ通販ベルーナ 8倍 4.0%
セシールオンラインショップ 3倍 1.5%
adidas ONLINE SHOP 2倍 1.0%
アンダーアーマー 2倍 1.0%
靴の総合通販ABC-MART.net 3倍 1.5%
オンワード・クローゼット 4倍 2.0%
GAP Japan Official Online Store 2倍 1.0%
グッチ公式オンラインショップ 2倍 1.0%
コーチ公式オンラインストア 2倍 1.0%
ZOZOTOWN(ゾゾタウン) 2倍 1.0%
ジーユーオンラインストア 2倍 1.0%
ライトオンオンラインショップ 2倍 1.0%
ユニクロオンラインストア 2倍 1.0%
Apple公式サイト 2倍 1.0%
Joshin 2倍 1.0%
Microsoft Store 2倍 1.0%
nojima online 2倍 1.0%
ビックカメラ.com 3倍 1.5%
ヤマダウェブコム 2倍 1.0%
マウスコンピューター 6倍 3.0%
レノボ・ショッピング 4倍 2.0%
ドコモオンラインショップ 12ポイント 60円相当
JTBトラベル 国内宿泊 3倍 1.5%
JTBトラベル 海外ツアー 2倍 1.0%
一休.com 2倍 1.0%
じゃらんnet 4倍 2.0%
HIS 2倍 1.0%
ホテルズドットコム 2倍 1.0%
楽天トラベル 2倍 1.0%
エクスペディアのホテル 3倍 1.5%

このように、さまざまなジャンルの店で利用することができるので、ネットショッピングをよく利用するという方にはおすすめのサービスです。

JCB CARD WとJCB CARD W plus Lの違い

ここまでJCB CARD W/JCB CARD W plus Lの基本情報や特徴やについて詳しく紹介してきましたが、最後にJCB CARD WとJCB CARD W plus Lの違いについて紹介していきます。

カードの名称からわかる通りJCB CARD W plus Lのほうがサービスが充実しています。
JCB CARD W plus Lは、 JCB CARD WにLが追加されるという意味ですがこのLはJCB LINDAを表しています。

JCB LINDAとは

先程紹介したJCB LINDAとはキレイをサポートする女性向けクレジットカードのことです。
女性向けということですが、もちろん男性も申し込むことは可能です。

プレゼントキャンペーン

JCB CARD W plus L限定で特定の条件を満たした場合に、プレゼントを応募することができます。
応募できるプレゼントは月によってさまざまですが、例としてはJCBトラベルで利用できる旅行券や、化粧品などがあります。

応募できる特定の条件は付き2万円以上の利用などがあります。

お守リンダ

JCB CARD W plus Lではお守リンダという女性向けの保険サービスを受けることが可能です。

お守リンダには以下の4つのプランを自由に組合すことが可能となっています。
・女性特定がんプラン
・天災限定傷害プラン
・犯罪被害補償プラン
・傷害入院補償プラン

LINDAリーグ

JCB CARD W plus LではLINDAリーグが発信するお得な情報やサービスをいち早くチェックすることが可能です。
LINDAリーグの参加企業は下記の通りです。
・ロクシタン
・スターバックス
・アビステ(ABISTE)
・BUYMA(バイマ)
・ネイルクイック(Nail Quick)
・MILLEPORTE(ミレポルテ)
・藤田観光グループ
・一休.com
・料理研究家 寺田真二郎
・シネマLINDA
・ワタベウェディング
・JCBトラベル
・コスメ情報
これらの企業の情報をチェックすることが可能になります。

JCB CARD W/JCB CARD W plus L のデメリット

ここまでJCB CARD W/JCB CARD W plus Lの特徴やメリットについて紹介してきましたが、次はデメリットについて紹介していきます。

基本的にJCB CARD W/JCB CARD W plus Lのデメリットは国内旅行傷害保険が付帯していないという点と、入会制限があるという点だけです。

国内旅行傷害保険は年会費無料のクレジットカードには付帯していないことが多いです。
そのため、JCB CARD W/JCB CARD W plus Lに国内旅行傷害保険が付帯していないというのは一般的であるともいえます。

入会時の制限ですが、JCB CARD W/JCB CARD W plus Lはwebからしか申し込むことができません。
また、申込は40歳以上の方はできないので、そこもデメリットといえます。

こんな人におすすめのカード

いかがでしたでしょうか。
JCB CARD W/JCB CARD W plus Lは高スペックカードなのではないでしょうか。

ポイント還元率も通常時から1%ととかく、ポイントアップのサービスがいくつかあるので、効率よくポイントを貯めたいという方にはおすすめです。

また、JCBが発行するクレジットカードで年会費が無料で還元率が1%のクレジットカードはJCB CARD W/JCB CARD W plus Lが初めてです。

JCBというブランドとステータスを重視しつつ、年会費やポイント還元率のスペックが高く、さらにセキュリティも高く安心の高スペックカードなのではないでしょうか。

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