学生に人気のクレジットカードを徹底解説!審査基準も解説

学生に人気のクレジットカードを徹底解説!

「大学生になったしクレジットカードを持ちたい!」と考える方が多いでしょう。

しかし、「どのカードが良いんだろう?」、「色々とカードがあるみたいだけど違いが分からない…」、「カードの審査って学生で通るの?」、といったお悩みの声も数多く寄せられています。

そこで、今回はクレジットカードを持ちたいとお考えの学生に向けて、特に学生に人気でおすすめのクレジットカードを紹介していきます。

学生がクレジットカードを持つには?

まず、初めに学生の方がクレジットカードを持つために何が必要なのかを紹介します。

一般的にクレジットカードを作成する場合、年収や勤務状況、勤続年数といった非常に多くの項目を記入する必要があります。

その上で審査に受かる、落ちるといった最大の懸念が心配されることが常でした。

しかし、大学生、短大生、専門学生、大学院生といった18~25歳ごろの学生であれば作成できる特別なカード達があります

いわゆる学生専門のクレジットカードです。

中学生や高校生といった18歳未満の方が作成することはできませんが、大学生や専門学校の学生なら問題なく作成することができます。

その一方で、年会費が無料であるという強みがある他、在学中にクレジットカードの使用履歴(クレジットヒストリー)を積み上げることが出来るというメリットも存在します。

クレジットヒストリーを積み重ねておくと、就職した後で次のクレジットカードを非常に作りやすくなります。

これから先クレジットカードを作りたいとお考えなら、学生専用のクレジットカードを作ったほうがよいでしょう。

学生向けのカードは審査基準が甘い

学生専用もしくは学生向けのクレジットカードは、一般的なカードと比べて発行されやすいです。

そのため学生から圧倒的な人気を集めており、カード会社側からもサービスを積極的に打ち出しています。

利用限度額は低めに抑えられることが一般的ですが、カードの持つ特典やポイント制度といったサービス面は一般的なカードと同等のものが提供されています

また、学生専用カードの審査基準についてですが、社会人が1からカード作成をする場合と比べるとかなり簡単に作成することが出来ます。

特に、クレジットカードをまだ一度も作ったことが無いという学生の場合は審査に落とされることが滅多にありません。

クレジットカード会社としては、学生カードを発行し在学中使ってもらうことによって、就職後の一般会員への移行をスムーズに行いたいという狙いがあります。

そのため、学生の段階で申し込んでいる方に対して、審査の難易度を低く設定しているのです。

自社のカードを学生のうちから使い続け、社会人になった後も優良会員になってくれるという見込みを抱いてくれています。

そのため、学生専用カードや学生向けカードで審査に落とされるということはめったにあり得ないことなのです。

学生向けのクレジットカードで必要なもの

学生向けのクレジットカードを申し込む上で必要なものは学生証のみになります。

社会人の方がカードを作る際に勤務先の情報を記入する代わりに、学生の場合は自身の在学する学校の情報を入力する必要があります。

また、アルバイトなどの収入があれば併せて記載する必要があります。

しかし、アルバイト先への在籍確認を行うといったことはありませんので安心して記入しましょう。

もちろん、アルバイトなどをしていない場合、収入欄は「0円」という記載をして問題ありません

奨学金とクレジットカード申し込みの関係について

また、現在在学中で奨学金を受け取っているという場合、審査への影響は特にありません。

しかし、ここで注意してほしいのが卒業後の奨学金返済についてです

返済が始まった場合は遅れることがないようにしましょう。

返済が遅れてしまうと、信用情報にキズが付く可能性があります。

そうなると、在学中に作成したカードへの利用制限がされてしまう他、新たにカード申し込みをしても審査で落とされるリスクがあります。

しっかり返済すれば信用情報は上がっていくため、奨学金の返済は滞り無く行いましょう。

学生向けカードは利用限度額が低い

ここまで、学生向けのカードが登録しやすい、利用しやすいことを説明してきました。

その一方で、学生が使えるクレジットカードの利用限度額は一般的なカードと比べてかなり低めに抑えられていることについても説明します。

学生向けのクレジットカード利用限度額が低めな理由は単純で、学生から返済してもらえないリスクを回避するためです。

学生には安定した収入が無いため、高額なお金を使わせてしまうと返済されない可能性が高まってしまいます。

そのため、利用限度額が低めに設定されていることがほとんどなのです。

しかし、利用限度額をどうしても増やさなければいけない事態になった場合は一時的に限度額を増枠してもらうこともできます

利用しているカードの発行会社に相談すれば、一時的に限度額を増やすといった措置も行ってくれます。

学生のうちに金銭感覚を身に着けられる

学生の段階でクレジットカードを持つことをおすすめしたい理由は、社会人になる前段階で金銭感覚を身につける練習になるからです。

電話料金や光熱費といった公共料金をクレジットカードで支払うと、現金で払う場合と比べてポイントが還元されるためメリットになります。

ポイントを使ったサービスやカードブランドによる優待も使えるため一般的なカードと変わらずクレジットヒストリーを積み重ねることができます。

また、クレジットカードを使うことによって月ごとの利用明細に必ず目を通すことになりますので、自身がお金を使った感覚を覚えることができます

社会人になる前に金銭を管理する感覚を身に着けられるため、社会に出た後で必ず役立ちます。

学生におすすめのクレジットカード2種を厳選!

それでは、実際に学生人気の高いおすすめのクレジットカードを紹介します。

今回は学生人気が非常に高いクレジットカード2種を厳選しました。

JCB CARD W

JCBオリジナルシリーズで2017年から発行された新たなカード3種の中から「JCB CARD W」が特に学生におすすめです。

ポイント還元率がJCB一般カードの0.5%ではなく、なんと常にポイント還元率が1%以上です

さらに学生がよく利用するスタバやアマゾンでの利用は、最大10%のボーナスポイントがもらえるので、お得さもいっそう増えるでしょう。

ここで要注意なのは、こちらのカードは申し込み出来る年齢が39歳以下限定となっているので、学生のうちに申し込むチャンスを逃してしまうと、後々申請できなくなる可能性もあるので、ぜひ早めに申請しましょう。

年会費がずっと無料

通常のJCBカードは2年目以降の年会費が1,250円かかるのに対して、こちらの「JCB CARD W」は年会費がずっと無料になっています。

その上ETCカードの発行も年会費無料で行えるため、学生がとにかく持っておきたいカードとなっています。

気になる審査基準について

「JCB CARD W」の申し込み審査基準は「高校生を除く18~39才までの方で、本人もしくは配偶者に安定した継続収入があること」となっています。

学生の場合は収入が0円でも申し込み可能なことが非常に魅力的です。

海外旅行の傷害保険最高2,000万円付帯

「JCB CARD W」には海外旅行の傷害保険が2,000万円まで付帯しています。

利用付帯が条件に入っているため、旅行に関する手続きはカードで支払う必要があることに注意です。

また、JCBカードは総じてハワイへの旅行にかなり強いという特性も持っているため、ハワイ旅行を考える学生の方ならますますこのカードを持っておくべきでしょう。

三井住友VISAデビュープラスカード

日本でクレジットカード業界をけん引する大企業三井住友カードから発行されている「三井住友VISAデビュープラスカード」も学生におすすめです。

クレジットカード業界の中でVISAブランドのパイオニアとしての信頼と実績を誇る三井住友カードが発行しているため様々な特典が充実しています

その上、こちらのカードは25歳までの年齢制限を設けており、その分審査基準のハードルが低くなっています。

学生のうちに手軽に登録したいカードの1つです。

デビュープラス限定のポイント還元率

三井住友のカードなら、普段のポイント還元率が0.5%と、ごく普通のレベルですが、デビュープラスに限っては、なんとポイント還元率がその2倍の1%に上がります

さらに入会3か月後はポイント還元率が通常の5倍となります。

また、会員限定の「ポイントアップモール」を経由してAmazonや楽天市場などでネットショッピングをすると、最大で2~20倍のポイント還元率となるため大変お得です。

貯めたポイントは景品交換や他社のポイント交換にも用いることが出来るため、ますます魅力的です。

ETCカードを無料でつけることが出来る上、ETCカードを利用することで発生した料金についてもポイント還元の対象となっています。

気になる審査基準について

「三井住友VISAデビュープラスカード」の審査基準ですが、「満18~25歳までの方」で未成年の場合は親権者の同意が必要になります。

勤続年数や職種、年収、家族構成といったものに対する基準も非常に緩いようです

学生の場合はもちろん、収入0円で申し込むことが可能となっています。

20代でゴールドカードになれるチャンスも

このカードを使う上で最も嬉しいのは、利用を続けると満26歳の段階で20代限定プライムゴールドカードを獲得できる点です。

こちらはゴールドカードまでの最短ルートになっています。

通常、三井住友VISAカードのゴールドカードは30才以上の方しか申し込むことが出来ないため、こちらは非常にステータスが高いカードとなっています。

将来のクレジットヒストリーを積み重ねる上で最高ランクのクレジットカードなのです。

学生の段階で上手にポイントを貯めましょう!

ここまで学生向けのクレジットカードについて紹介しました。

最後に学生がクレジットカードを選ぶうえで着目したいその他のポイントについても解説していきます。

マイルをお得に貯められるか

昨今の学生の間では、海外旅行や留学が当たり前となっている時代です。

海外に行くとクレジットカードを持っていくことは必須事項となります。

クレジットカードが身分証明書の役割を果たす他、旅行先での支払いではクレジットカードを用いると効率よく生活することができます

クレジットカードを利用することによってマイルもぐんぐん貯まっていきます。

マイルを貯めると格安で旅行に行くことが出来る上、卒業旅行やサークル合宿の節約にもなります。

そのため、マイルが貯まりやすいクレジットカードを選んでおくとカードのお得さをより実感出来ます。

キャッシュレス診察サービスに対応しているか

こちらも海外旅行を想定した上でのポイントです。

旅行先で病院に行った際に自分で料金を支払うとなると大きな出費になってしまいます。

そこで、最近ではキャッシュレス診察サービスができるクレジットカードが増えてきました。

キャッシュレス診察は現金支払いを免除してくれるサービスのことです。

旅行先で病院に行く前にクレジットカード会社の海外サポートデスクに電話をしましょう。

キャッシュレス診察サービスに対応している病院で診察してもらえれば、ある程度学生の負担を減らすことができます

終わりに

クレジットカードのことをなんとなく怖く感じてしまう学生さんがまだ多いようですが、実はクレジットカードを一枚でももつだけで、生活の便利さがだいぶ改善されることがほとんどです。

ぜひ学生のうちに、人生初めてのクレジットカードをつくってみましょう!

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