Suicaでもフライトでも貯まるJAL CLUB-Aカード(Suica)のメリットとデメリット

Suicaでもフライトでもマイルが貯まるクレジットカードをお探しではないでしょうか?

JAL CLUB-Aカード(Suica)はフライト、Suica、買い物でもマイルがどんどん貯まるクレジットカードです。フライトをする方には嬉しい、付帯保険やビジネスカウンターの利用などがあるので、JALユーザーには非常におすすめのクレジットカードです。

今回はそんなJAL CLUB-Aカード(Suica)の紹介をしていきたいと思います。

JAL CLUB-Aカード(Suica)の特徴

JAL CLUB-Aカード(Suica)の特徴を簡単にまとめると
・SuicaチャージでJALマイルが貯まる
・マイル付与率が1%
・フライトボーナスが25%と多め
・充実した付帯保険
・ビジネスカウンターを利用して優先搭乗

JAL CLUB-Aカード(Suica)はJALカードと株式会社ビューカードが提携したクレジットカードです。ビューカードは一般カードとしての機能、JALカードの上級クラスの機能を併せ持つクレジットカードです。

JAL普通カードと同じように定期券購入やSuicaチャージでビューサンクスポイントが貯まり、最終的にJALマイルへ交換できます。

JAL CLUB-Aカード(Suica)のメリット

JAL CLUB-Aカード(Suica)はJCBの特典が付き、Suicaチャージでポイントが貯まっていくおすすめのクレジットカードです。それでは、詳しいJAL CLUB-Aカード(Suica)の内容を詳しく説明していきます。

JAL CLUB-Aカードの共通内容

わかりやすく説明するとCLUB-Aカードは、ANAで言うワイドカードにあたります。
CLUB-Aカードの魅力は、他のクレジットカードに比べて多くフライトボーナスがもらえるということです。何度もフライトする方にはおすすめです・
フライトを何度もする方、フライト距離が長い方であればあるほど獲得できるマイルが多くなります。主に空で貯める形になります。
そのため、あまりフライトをしない方、ポイントでマイル貯めたい方にはおすすめできません。
また、CLUB-AカードはJAL普通カードにでは利用できないサービスが実施されています。例えば、JAL国際線エコノミークラス利用でもビジネスクラス専用カウンターが利用できたりします。エコノミークラスの長い列で待たずにスムーズに搭乗することができます。

付帯する保険も充実しています。JALカードでマイルを貯めようとする方は旅行好きが多いと思うので、嬉しい特典です。一般カードよりも保険の内容が充実しているので好待遇です。
このようにサービスが充実しているとはいえ、一方で年会費は一般カードより高くなっていまします。年会費を抑えたいという方にはおすすめできません。
JAL CLUB-Aカード(Suica)を検討する方は上位カードのゴールドもチェックした方がいいでしょう。実質年会費3000円プラスでCLUB-Aゴールドカードに入会できるので検討してみてもいいと思います。

JALマイル付与率

JAL CLUB-Aカード(Suica)を利用するとマイルは直接JALマイルとして貯まるので、面倒な移行手続きや不要な手数料が取られません。
JALマイルの貯まり方は「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に入会しているかどうかで変化します。
加入していると、クレジットカード利用額100円ごとに1マイルが貯まります。
未加入ではクレジットカード利用額200円ごとに1マイルが貯まるので、JALカードショッピングマイル・プレミアムに入会すると2倍もマイル還元率が良くなっていきます。
ただし、加入するためには年会費3000円以上がかかります。ANAでいう10マイル移行コースと同じ料金です。
年間利用額が30万円以上の方であれば、年会費3000円を払ってJALカードショッピングマイル・プレミアムに入会する方だと収支がプラスになります。
一方で年間のクレジットカード利用金額が少ない方はJALカードショッピングマイル・プレミアムに入ると損をしてしまいます。

ビューサンクスポイント

JAL CLUB-Aカード(Suica)ではビューサンクスポイントというプログラムでポイントが貯まっていきます。ビューサンクスポイントはJR東日本の特定場所で利用したときに限り貯まります。
1000円利用ごとに6ポイントが付与されますが、一部では1000円利用ごとに2ポイントになります。

1000円利用ごとに6ポイント貯まるのが
・きっぷ
・定期券
・オートチャージ
・JALカードSuicaで入金
・多機能券売機
・指定席券売機
・えきねっとからのライナー券予約
・えきねっとの商品購入
・びゅう国内旅行商品

1000円ごとに2ポイント貯まるのが
・びゅうプラザで購入したイベント券など

貯まったビューサンクスポイントはJALマイルに交換することができます。
600ポイントが貯まれば500JALマイルに交換できます。

JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入していれば
600ポイント⇒500マイルから
600ポイント⇒1000マイルという超お得な交換をすることができます。

他にはSuicaチャージでポイントが貯めることができます。
400ポイントを1000円分のSuicaチャージに交換もできます。

ビューサンクスポイントの有効期限は最大2年間となっています。失効期限を過ぎるとポイントは戻ってこないので、忘れずにポイントは使っていきましょう。

JALカードツアープレミアムでお得に旅行

JAL CLUB-Aカード(Suica)ではマイルが貯まりやすいのですが、残念ながら割引運賃と旅行パッケージ商品は対象外になっています。通常であればフライト時のマイル積算率は100%のところ、50%や70%と少しだけマイルが貯まりにくくなります。

普段から割引賃金、旅行パッケージ商品を買っている方は「JALカード ツアープレミアム」に入会するとフライト時のマイル積算率が100%になります。マイルも貯まりやすくなっていきます。

ただし、JALカードツアープレミアムは年間手数料として2000円が発生します。

この年会費2000円よりもマイルを貯める方であれば入会した方が断然お得になります。

JALカード特約店でマイルが2倍

JAL CLUB-Aカード(Suica)を使ってJALカード特約店を利用した場合、通常の2倍もマイルを貰えることができます。

通常200円ごとに1マイルもらえるので、特約店では200円ごとに2マイルがもらえるようになります。

既にJALカードショッピングマイル・プレミアムに入会していた場合はJALカード特約店のマイル倍増サービスは消えません。マイルを二重取りできるので、100円ごとに2マイルが貯まるという破格の高還元率となっています。

これほどお得な特約店は利用しない手はありません。
以下がJALカード特約店の主な加盟店舗です。

・ENEOS
・ファミリーマート
・大丸松坂屋オンラインショッピング
・トヨタレンタカー
・紀伊國屋書店Webストア
・デジタル家電専門店 ノジマ
・ディノスオンラインショップ

普段から使うようなガソリンスタンド、コンビニ、本屋など充実したラインナップです。

JALマイルボーナス

JAL CLUB-Aカード(Suica)のマイルボーナスは3つあります。

1つめ入会搭乗ボーナスです。入会して初めてのフライトで5000マイルが付与されます。
2つめは毎年初回搭乗ボーナスです。毎年最初のフライトで2000マイルが付与されます。
3つめはフライトボーナスです。区間マイル×マイル積算率×25%の計算でマイルが付与されます。

特にJAL CLUB-Aカード(Suica)のフライトボーナスが25%というのは魅力的です。
他のマイルカードと比べても特別に高いので、JAL CLUB-Aカード(Suica)を持つなら空でマイルを稼ぐと効率が非常によくなります。

年会費は10,000円

JAL CLUB-Aカード(Suica)の年会費は本人カードが10,000円になります。

年会費はJALの普通カードよりも高いので、その分はマイルで稼いだり、サービスを利用したりすることで元を取っていきたいですね。
残念ながらJAL CLUB-Aカード(Suica)には家族カードはありません。

ETCカードはビューETCカードを利用することになるので、年会費が447円になります。

使える電子マネーは2つ

JAL CLUB-Aカード(Suica)で紐づけして使える電子マネーは以下2つです。

・JAL IC
・Suica

JAL ICはクレジットカードと一体型のみが利用できます。別途で用意することはできません。
JAL ICとは航空券や搭乗券の受け取りをせずに搭乗できる便利なシステムです。「JALタッチ&ゴーサービス」を利用しています。搭乗が便利になるので、一体化させておくとフライトが楽になります。

Suicaは別カード型、一体型、おサイフケータイ型の3種類から選ぶことができます。どのSuicaもオートチャージに対応しています。

別カード型はSuica定期券とJALカードをリンクする必要があるので少し面倒ですが、定期券と対応しています。

一体型はSuica定期券機能が付けられませんが、JALカードとリンクする必要はありません。

おサイフケータイ型はモバイルSuica年会費1030円が当面無料となっています。

3種類あるので、自分に一番合ったものを選ぶと良いでしょう。

国際ブランドはJCB

選べる国際ブランドはJCBのみです。

JR東日本の利用、日本国内では利用に困りません。

ただし、海外ではJCBが日本ほどメジャーでありません。ハワイや台湾といった日本になじみのある観光地であればJCBは使えますが、その他の国ではJCBだと心もとないです。
サブカードとしてVISAまたはMasterCardを持っておくと安心して海外旅行ができると思います。

充実した付帯保険

JAL CLUB-Aカード(Suica)に付帯する保険は海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険です。

海外旅行傷害保険は自動付帯で最高5000万円です。
国内旅行傷害保険は自動付帯で最高5000万円です。

特に海外旅行傷害保険は海外のトラブルでも安心です。日本とは違い入院や治療で高額な医療費が請求されることがあります。数日入院しただけなのに数十万円もの請求が来て困ったという体験談もあります。

海外で事故や病気で急に病院にお世話になれるように、海外旅行傷害保険は持っておくと安心でしょう。

また、自動付帯なので仮にJAL CLUB-Aカード(Suica)で支払うことを忘れてもクレジットカードを持っているだけで適用されるので安心です。

JAL共通サービス

JALカード共通のサービスが利用できます。 旅行関連に強いサービスなのでフライトが普段から多い人には嬉しいサービスです。

JALカード割引が利用可能(国内線・国際線の特典航空券を1,000マイル割引で交換可能)
JALカードの家族のマイルを全て合算可能
JAL/JTAの機内販売の商品が10%割引で購入可能
全国の空港免税店での割引優待
空港駐車場が優待価格
JALホテルズの割引サービス
JALの国内・海外パッケージツアーが割引サービス
JALカード会員限定運賃の優待価格でレンタカー使用可能
「Jシニアーズ・アカデミー」入会金が半額になるサービス
清水エスパルスファンクラブの年会費優待

CLUB-Aの共通サービスでは、上記に加えて以下サービスが利用できます。
JALビジネスクラス・チェックインカウンター でスムーズに搭乗が可能
会員誌「アゴラ」で情報を閲覧可
JALオリジナルカレンダーもしくは300マイルでもOKを取得
健康・医療の電話相談が可能なメディカルサービス、24時間365日対応可能

ビューカードのサービス

JAL CLUB-Aカード(Suica)はビューカードサービスも利用できます。
・Web明細登録で毎月20ビューサンクスポイント
・モバイルSuicaの年会費が当面無料
・えきねっとでポイントが貯まる
・ビューカード会員限定のホテル、レンタカー割引

JAL CLUB-Aカード(Suica)のデメリット

JAL CLUB-Aカード(Suica)のメリットばかり紹介しましたが、ここからはデメリットも紹介していきます。どのクレジットカードもメリットとデメリットの両方を抱えています。

いい情報ばかりではなく、デメリットにも目を向けて自分に合ったクレジットカードを選ぶようにしましょう。

フライト距離が短いとあまりマイルが貯まらない

フライトボーナスでマイルを貯める形になるので、普段からあまり飛行機に乗らない方にはおすすめできません。フライトが長距離の方、フライトの回数が多い方におすすめです。

買い物でマイルを貯めるのにはあまり向いていません。

家族カードがない

JAL CLUB-Aカード(Suica)の残念なところは家族カードが発行できないことです。
家族なら年会費がお得になるクレジットカードが欲しい方にはあまり向いていません。

年会費の元を取れないと損する

年会費が10,000円と高額です。

年会費よりマイルで得できるのか、付帯サービスを本当に使いこなせるのか、合計で10,000円以上は得できるのかをしっかり考えましょう。

まとめ

JAL CLUB-Aカード(Suica)はSuicaを使いつつフライトでマイルを獲得したい方におすすめのクレジットカードです。

普段から頻繁に移動する方であれば、自ずとマイルは貯まっていきます。
付帯保険やビジネスクラスのカウンター利用などフライトが多い方には嬉しい特典が満載です。

貯まったマイルでさらにフライトができるので、JALユーザーは必見のクレジットカードです。ただし、家族カードが発行できないのが残念なポイントです。

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