セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴と、メリット&デメリットを紹介

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは、クレディセゾンが発行するクレジットカードです。本家のアメリカン・エキスプレス・カードと比較すると、年会費が安かったり、セゾンが審査を行っているために審査に通りやすかったりと、本家のアメリカン・エキスプレス・カードよりも取得しやすいカードといえます。

今回の記事では、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードが他社のクレジットカードと比べてどう違うのか、使う上でのメリット・デメリットは何か、について詳しく説明していきます。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードの概要

基本情報

還元率 : 国内での利用で0.5%、海外での利用で1%

国際ブランド : American Express

利用限度額 : 10万円~300万円

年会費 : 3,000円
※1年目も2年目以降も3,000円です。

家族カードの年会費 : 1,000円
※1年目も2年目以降も1,000円です。

ETCカードの年会費 : 無料
※1年目も2年目以降も無料です。

発行手数料 : 無料
※家族カードの発行手数料も無料です。
※ETCの発行手数料も無料です。
※再発行手数料は1,000円です。

発行資格 : 18歳以上 (高校生は不可)

支払い方法 : 1回払い、2回払い、ボーナス払い、ボーナス2回払い、リボ払い、に対応

支払い日 : 月末締め翌々月4日払い

リボ払い金利 : 14.52% , キャッシング金利 : 12%〜18%

海外利用時手数料 : 2%

電子マネー

クレジットカードに付属する電子マネー : なし

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードでチャージ可能な電子マネー
→楽天Edy(ポイント付与対象外), nanaco(ポイント付与対象外), モバイルSuica(ポイント満額付与), SMART ICOCA(ポイント満額付与)

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードでチャージ不可能な電子マネー
→WAON , PASMO

ポイント

付与されるポイントの名称 : 永久不滅ポイント

ポイント有効期限 : なし

ポイントレート : 1,000円ごとに1ポイント付与

ポイント交換
・「永久不滅ウォレット」100ポイント → 450円分
・「Amazonギフト券」200ポイント → 1,000円分
・「WebMoney」200ポイント → 1,000円分

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット

上の概要を見る限り、かなりオトク感のあるクレジットカードのように思えます。以下では、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードのメリットを、3つの観点からご紹介します。

ポイントが使いやすい!

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードで貯めることができるポイントには、有効期限がありません。通常のクレジットカードであれば、1年や2年などの有効期限があることが多く、ポイントの管理が大変です。しかし、このクレジットカードには有効期限が無いため、煩わしい管理も不要です。

また、ポイントの交換先も豊富なので、「ポイントを貯めたはいいけど、何に使えばいいか分からない」と困ることも無く、使い勝手のいいクレジットカードになっています。

付帯保険が充実!

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードに付帯する保険は、他のクレジットカードよりも非常に充実しています。一般カードの中ではもちろん最高レベルで、ゴールドカードと比較しても遜色ない内容です。

付帯保険の一覧は以下の通りです。

「海外旅行傷害保険」
・付帯条件 : 自動付帯
・死亡、後遺障害 : 最高3,000万円
・障害治療 : 最高300万円
・疾病治療 : 最高300万円
・救援者費用 : 最高200万円
・賠償費用 : 最高3,000万円
・携行品損害 : 最高30万円(自己負担額は3,000円)

「国内旅行傷害保険」
・付帯条件 : 利用付帯
・死亡、後遺障害 : 最高3,000万円
・入院費用 : 1日あたり5,000円
・手術費用 : 最高20万円
・通院費用 1日あたり3,000円

「ショッピング保険」
・年間保証限度額 : 最高100万円(自己負担額は10,000円)
・補償期間 : 120日間

要約すると、
・海外旅行傷害保険は、自動付帯で最高3,000万円(障害・疾病治療も300万円付く)
・国内旅行傷害保険は、利用付帯で最高3,000万円
・ショッピング保険は、最高100万円の120日間補償
となります。

優待サービスが充実!

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード保持者には、たくさんの優待サービスがあります。全体的に海外旅行向けのサービスが豪華で、数ある優待サービスの中でも、「セゾン手荷物宅配サービス」が非常に魅力的です。このサービスは、海外旅行帰りのスーツケース等の荷物を自宅まで届けてくれるもので、疲れた旅行帰りに手ぶらで帰れるのはとてもありがたいです。

優待サービスの一覧は以下の通りです。

・Wi-Fi、携帯電話の海外レンタルサービス
・コートお預かりサービスご優待
・ハーツレンタカーご優待
・ワールドおみやげサービス
・星野リゾート「界」宿泊ご優待
・国内リゾートホテル「休暇村」ご優待
・アメリカン・エキスプレス・トラベル・サービス・オフィス
・高級タイムセールサイト「LUXA」ご優待
・ヘアサロン「Ash」ご優待
・整体・リフレクソロジー「リフレーヌ」ご優待
・今注目のショッピングサイト「BRANDS for FRIENDS」ご優待
・西友、LIVINでのお買い物が5%OFF
・アメリカン・エキスプレス・セレクト 「カレコ・カーシェアリングクラブ」ご優待
・全自動クラウド型会計ソフト「freee」ご優待
・オンラインプロテクション
・会員限定チケットサービスe+(イープラス)
・Super Value Plus
・手荷物無料宅配サービス
・海外、国内旅行傷害保険 海外アシスタンスデスク 「スタジオ・ヨギー」ご優待
・エステサロン「エルセーヌ」ご優待
・「ノースポート・モール」ご優待
・ロフトでお得な3日間
・ショッピング安心保険
・ワールドホテルホットライン

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードのデメリット

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードには、上記のような魅力的な特典がある一方、デメリットも存在します。以下では、このクレジットカードのデメリットを、3つの観点からご紹介します。

他のブランドよりも、使える店舗が少ない

日本と世界全体におけるクレジットカードブランドの大まかなシェアは以下の通りです。

「日本のクレジットカードブランドシェア」
・VISA : 45%
・JCB : 32%
・Mastercard : 17%
・American Express : 5%
・Diners Club : 1%

「世界全体のクレジットカードブランドシェア」
・VISA : 56%
・Mastercard : 26%
・中国銀聯 : 13%
・American Express : 3%
・JCB : 1%
・Diners Club : 1%

数字で見ても、VISAが圧倒的なシェアを誇り、アメリカン・エキスプレスのシェアは比較的少ないです。

そのため、アメリカン・エキスプレス・カードは非対応の店舗も多いということを念頭においた上で、発行するかどうかを検討していただければと思います。

ポイントが貯まりにくい

前述の通り、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードのポイント還元は、「1,000円ごとに1ポイント」です。つまり、1,000円未満の買い物の際にはポイントがつかないだけでなく、切り捨てられる端数も多いです。

そもそもこのクレジットカードは、サービスやステータス性を重視しているものなので、仕方ない部分ではありますが、ポイント還元率を何よりも重視する方にとっては不向きのカードといえるでしょう。

空港のラウンジが使えない

本家のアメリカン・エキスプレス・カードには、空港のラウンジを利用できる特典がありますが、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードにはそれがないため、物足りなさを感じる場合もあるではないでしょうか。

そういった方々向けには、ワンランク上の「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」といものも用意されています。年会費は10,000円に上がりますが、ステータスや特典のラインナップはそれ以上に豪華になります。

ちなみに、セゾンのアメリカン・エキスプレス・カードは、カード番号を変えずに上位グレードに切り替えることができるため、ネットショッピング等のクレジットカード情報を更新するといった様な、煩わしい作業も不要です。

まとめ

これまで紹介した通り、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは、ゴールドカード並みの付帯保険、非常に充実したサービス優待が魅力的なカードです。

クレジットカードを選ぶ際の基準は人それぞれで、このカードのようにステータスを重視する方もいれば、ポイント還元率が高いカードが欲しいという方もいます。後者の方が、割合的には多いのではないかと思います。

クレジットカードは適材適所。ポイント還元率で話をすれば、楽天でのお買い物には楽天カード、ドコモのスマホ料金の支払いにはdカード、が当然一番オトクです。

しかし、お店の数だけクレジットカードを発行していてはキリがないので、あなたの支出を振り返り、特に多いものに対してオトクになるカードを作るのが良いでしょう。

この記事を参考にしていただき、あなたのクレジットカードライフが実りあるものになることを願っています。

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