dカードの特徴とメリット&デメリットを紹介

dカードは、「NTTドコモ」が発行するクレジットカードです。

前身のクレジットカードDCMXがリニューアルし、dカードとなりました。

前身のDCMXはドコモユーザー限定のクレジットカードでしたが、今回のdカードは、ドコモユーザー以外の方でも持つことができます。

さらに、2019年12月31日までに申し込みをした方を対象に、入会特典として最大9,000円相当のキャッシュバックが受けられる、大変お得なキャンペーンを実施中です。

今回の記事では、dカードが他社のクレジットカードと比べてどう違うのか、使う上でのメリット・デメリットは何か、について詳しく説明していきます。

dカードの概要

基本情報

・還元率 : 1%

・国際ブランド : VISA , MasterCard

・利用限度額 : 10万円〜80万円

・年会費 : 1年目は無料、2年目以降は年1回以上の利用で翌年度無料
※2年目以降、年に1回も利用がない場合は、1,250円(税抜)の年会費がかかります

・家族カードの年会費 : 1年目は無料、2年目以降は年1回以上の利用で翌年度無料
※2年目以降、年に1回も利用がない場合は、400円(税抜)の年会費がかかります

・ETCカードの年会費 : 1年目は無料、2年目以降は年1回以上の利用で翌年度無料
※2年目以降、年に1回も利用がない場合は、500円(税抜)の年会費がかかります

・発行手数料 : 無料
※家族カードの発行手数料も無料です
※ETCの発行手数料も無料です
※再発行手数料は1,000円(税抜)です

・発行資格 : 18歳以上 (高校生は不可) , 個人名義であること(法人は不可)

・支払い方法 : 1回払い、2回払い、ボーナス払い、分割払い、リボ払い、に対応

・支払い日 : 15日締め翌月10日払い

・分割払い金利 : 12~14.75% , リボ払い金利 : 15% , キャッシング金利 : 18%

・海外利用時手数料 : 1.63%

電子マネー

・クレジットカードに付属する電子マネー : iD

・dカードでチャージ可能な電子マネー
→楽天Edy(ポイント付与対象外), nanaco(ポイント付与対象外), モバイルSuica(ポイント付与対象外), SMART ICOCA(ポイント付与対象外)

・dカードでチャージ不可能な電子マネー
→楽天Edy , WAON , PASMO

ポイント

・付与されるポイントの名称 : dポイント

・ポイント有効期限
→ポイント獲得から48ヶ月後の月末

・ポイントレート
→100円ごとに1ポイント付与(還元率1%)

・ポイント交換
→1ポイント1円としてdポイント加盟店で利用可能 , 毎月のスマホ料金から割引(3,000ポイントから), iDキャッシュバック , PontaやJALマイルなどと交換 , その他商品と交換

・ボーナスポイント
→dマーケットでのお買い物なら、還元率はいつでも2%
→dカード特約店でのお買い物でポイントアップ

dカードのメリット

上の概要を見る限り、かなりオトク感のあるクレジットカードのように思えます。

以下では、dカードのメリットを、3つの観点からご紹介します。

ポイント還元率高く、ポイントが使いやすい!

dカードのポイント還元率は、いつでも1%です。

つまり、100円で1ポイント貯まる計算です。

1ヶ月の請求額の合計に対してポイントが付与されるのではなく、それぞれの買い物ごとにポイントが付与されます。

dカードで貯めることができるdポイントは、2015年12月からの新しい共通ポイントで、ローソンやマクドナルドで1ポイントを1円として使えます。

また、Pontaと交換することもできるので、実質Pontaが使えるお店でも使えます。

さらに、ドコモユーザーならドコモの毎月のスマホ料金にも使うことができるようになりました。

ちなみに有効期限は約4年間もあるので、非常に使いやすいです。

また、ローソンでdカードを利用すると、無条件にお会計が3%オフになり、マクドナルドでdカードを利用すると、無条件にお会計が2%オフになります。

なので、これらをよく利用される方であれば、ドコモユーザーでなくとも、dカード決済によって受ける恩恵は大きいです。

dカード特約店なら還元率2%以上

dカード特約店でのお買い物なら、通常の1%のポイントに加え、追加で100円につき1ポイント以上貯まるため、還元率は2%以上になります。

dカード特約店と、そこでの還元率は以下の通りです。(ポイント還元率が高い順)

・東京海上グループ、イーデザイン損保 : 見積もりで500ポイント , 申込で1,500ポイント

・リンベル : 100円につき4ポイント
→合計ポイント還元率は5%

・日経ビジネス、日経ビジネスアソシエ、日経WOMAN : 100円につき2~4ポイント
→合計ポイント還元率は3~5%

・オリックスレンタカー、タワーレコード(WEBサイト)、ジェイアンドジェイグループ(十徳や等) : iD利用で100円につき3ポイント
→合計ポイント還元率は4%

・クラブメッド : 100円につき3ポイント
→合計ポイント還元率は4% , 旅行代金が5%オフ

・日経ヴェリタス、プレジデント社、JTB、東急ホテルズ : 100円につき2ポイント
→合計ポイント還元率は3%

・伊達の牛たん本舗、とんかつ浜勝、ビッグエコー : iD利用で100円につき2ポイント
→合計ポイント還元率は3%

・ENEOS : iD、クレカどちらでも100円につき追加で1ポイント
→合計ポイント還元率は2%

・ショップジャパン、伊勢丹、三越、タワーレコード(実店舗)、JAL、JALパック : 100円につき1ポイント
→合計ポイント還元率は2%

・紀伊國屋書店、さわやか無線センター、チェッカーキャプ、千歳昭和交通、東京無線タクシー、THE SUIT COMPANY、ジーンズメイト、洋服の青山、第一園芸 : iD利用で100円につき1ポイント
→合計ポイント還元率は2%

「dカードケータイ補償」がついてくる!

全身のDCMXにも付帯していた「ケータイ補償」は、dカードにもついてきます。

「dカードケータイ補償」とは、dカードを利用している携帯電話が、紛失・盗難・故障等で修理不能になり、同一機種・同一カラーの携帯電話をドコモショップでdカードを使って購入した場合に、その費用が補償される保険です。

dカードの場合は、最大10,000円補償で、補償期間は購入してから1年間になります。

dカードのデメリット

dカードには、上記のような魅力的な特典がある一方、デメリットも存在します。と言っても、大したデメリットではありませんが。

以下では、このクレジットカードのデメリットを、2つの観点からご紹介します。

100円未満の買物だとポイントが付かない

Yahoo! JAPANカードでは、毎回の買い物での購入金額に対して100円ごとに1円分のポイントが付くので、100円未満だとポイントは付きません。

極端な話、99円の買い物を月に1,000回して、合計利用金額が99,000円だったとしても、付与されるポイントは0です。

そのため、非常に細かい話ですが、買い物の際には端数を意識した方が良いです!

申込時にdocomo IDが必要

こちらはデメリットというより注意点ですが、dカードを申し込む際にはdocomo IDが必要となります。

普段使っているスマホがドコモの方は問題ありませんが、それ以外のキャリアをお使いの方は、あらかじめdocomo IDを忘れずに作成しましょう。

dカードを積極的に利用しよう!

dカードは、これまでご紹介した特徴からわかる通り、ドコモユーザーなら必須のクレジットカードと言えるでしょう。

dカードは、持っているだけで、ドコモの「ケータイ補償」が無料で付いてきたり、貯まったポイントで毎月のスマホ料金を支払ったり、dポイントクラブの優待ステージもブロンズにアップされるので、ドコモユーザーなら持って損はないカードです。

たとえ、ドコモユーザー以外でも常時還元率は1%になるので、日頃からメインで使うクレジットカードとしても使えます。

貯まるポイントも共通ポイントのdポイントが貯まるので、使い道は多岐に渡ります。

ただ、クレジットカードは適材適所。楽天でのお買い物には楽天カード、イオンでのお買い物にはイオンカード、が当然一番オトクです。

しかし、お店の数だけクレジットカードを発行していてはキリがないので、あなたの支出を振り返り、特に多いものに対してお得になるクレジットカードを作るのが良いでしょう。

この記事を参考にしていただき、あなたのクレジットカードライフが実りあるものになることを願っています。

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