学生がクレジットカードを持つべき3つの理由

学生がクレジットカードを持つべき3つの理由

学生でクレジットカードを持つことに抵抗のある方は多いでしょう。クレジットカードの種類もたくさんあり、また、リボ払いなど返済制度も複雑でよくわからないという方も多いようです。

しかし、正しい知識をつけておけばお得に買い物ができるのがクレジットカードの最大の魅力です。

そこで今回は、学生がクレジットカードを持つべき理由を、メリットと注意点を合わせて紹介します。

学生がクレジットカードを持つべき3つの理由

学生がクレジットカードを持つべき理由として、

  1. ポイントが付く
  2. 決済が速い
  3. リスクが少ない

大きくこの3つがあげられます。

普段の買い物でポイントをもらえる

普段の買い物でポイントがもらえる!
クレジットカードはなぜお得なのか。それはお買い物のたびにポイントが貯まるからです。
ポイント還元率やポイント制度等は、クレジットカードの種類によって変わりますが、例えば、月に5万円現金でお買い物をしている方を例にしてみましょう。

月に5万円ですと、年間60万円使っている計算です。この60万円の買い物をポイント還元率が1%のクレジットカードに決済を変更するだけで、年間6,000円のポイントを獲得できます。もちろん商品の値段は変わらないので、支出は変わりません。

6,000円あれば、サークルの会費を払ったり、飲み会に参加したりできるでしょう。学生にとってこのメリットは大きいはずです。

さらに、今回の例ではポイント還元率が1%でしたが、クレジットカードの種類によってはより高い還元率のクレジットカードもあります。よく吟味して選ぶようにしましょう。

決済が早い

決済が早い!

決済にかかる時間が現金決済に比べて早いことも、クレジットカードを持つメリットとして挙げられます。

コンビニなどで、細かい値段だとおつりを減らすために持っている小銭をできるだけ使う習慣がついている方も多いでしょう。そのたびに時間がかかってしまうということも多いのではないでしょうか。

また、お財布をひっくり返してしまって小銭が散らばり、大惨事になってしまったという光景も目にすることがあります。お会計の際にお年寄りが小銭を少しずつ出して、後ろに並んでいる人を待たせてしまうなんてことも典型例でしょう。

こういった問題はクレジットカードで決済することで全て解決します。

お店によってはクレジットカード決済の際にサインを必要とするところもありますが、徐々にサイン不要でクレジットカード決済が可能なお店も増えてきています。とは言え、予め準備しておいてすばやく現金を出せばクレジットカード決済より短い時間で決済できるという方もいるでしょう。

確かに、人によっては、クレジットカード決済とほぼ同じ時間で現金決済が可能な場合もありますが、基本的にコンビニなどの学生がよく利用するお店では、クレジットカード決済より現金のほうがスムーズに決済できるということはあまりありません。

また、決済時間に準備する時間や店員からお釣りを受け取る時間を含めれば、クレジットカード決済のほうが速いでしょう。

クレジットカード決済は取り出して店員に渡すか自分で機会に差し込み、番号を入力すればそれで完了です。お金を数えたり計算したり、おつりを受け取って確認するプロセスを省けるからです。

わずかな時間かもしれませんが、急いでいるときにはかなり助かります。

リスクが少ない

リスクが少ない!
現金に比べてリスクが少ないのもクレジットカードの大きなメリットでしょう。

例えば、学生で現金しか使わないといった方は、数千円から数万円を持ち歩いていると考えられます。しかし、この場合、もし財布を落とした、もしくは失くしてしまった場合、財布の中に入っていた現金は、見つからない限り失うことになります。実際に電車やお店に置き忘れた、道で落としてしまって見つからなかった、もしくは盗まれてしまったという経験がある方も少なくはないでしょう。

また、現金は紙でできているので、破ってしまったり、濡らしてしまえば使えなくなる可能性もあります。その点、クレジットカードは、基本的に銀行口座からの引き落としなので、銀行が潰れたりしない限り、自分の残高が突然なくなることはありません。

クレジットカードを無くしてしまったら…

もしクレジットカードを失くしてしまっても、カード会社に連絡して利用を止め、再発行すればそれで問題ありません。誰かが拾ってカードを利用する場合もカードの暗証番号があるので安心です。

さらに、拾った誰かが入力した暗証番号が当たって一度決済ができたとしても、カード会社に説明すれば残高から引き落とされることはありません。もちろん再発行をする場合、手数料はかかりますが、持っていたお金を全額失う場合に比べれば被害はかなり少ないでしょう。

クレジットカードを持てば、持ち歩く現金は最小限で済みます。都市部を中心にクレジットカードで決済可能なお店や施設は増えてきているので、中にはクレジットカードだけで、現金は一切持ち歩かないという方もいます。

学生がクレジットカードを持つ際に気をつけるべきポイント

以上では、学生がクレジットカードを持つメリットを詳しく紹介しました。では、気をつけるべきポイントは、どこにあるのでしょうか。以下で詳しく紹介します。

年会費

ここまでで述べてきたとおり、クレジットカードにはさまざまな種類があります。

種類やクレジットカード会社によって、年会費が発生する場合があります。その場合は、当然「年会費」なので、クレジットカードを持つために定期的に支払わなければなりません。

年会費の具体的な金額はそのカードによってさまざまですが、年会費がかからない、あるいは学生プランで申し込むと通常かかる年会費が無料になる場合もあります。

年会費の有無といくらかかるのかは、申し込む前にチェックしておきましょう。

支払い

支払いには注意が必要です。特に学生であれば、アルバイトをしているケースも多いでしょう。その場合、給料日と支払い日のバランスをとることが不可欠です。

また、「リボ払い」という月々に少しずつ利用した金額を返済していく支払い方法がありますが、これにも注意が必要です。

リボ払いをして、月々の返済額が少なくなれば、ついつい買い物をしすぎてしまう方が多いです。リボ払いには、手数料が上乗せされるので、実際に使った金額よりも余分に支払わなければなりません

短期的に見るとお得かもしれませんが、長期的に見ると損をすることになるため、基本的におすすめしません。

どうしてもリボ払いを利用する際には、計画的に利用するようにしましょう。

利用限度額

クレジットカードには、利用限度額といって、利用できる金額が決まっています。登録した銀行口座にたくさんお金が入っていても、口座の残高が尽きるまで利用できる訳ではありません。もちろん、信用がつけば利用限度額は高く設定することが可能ですが、原則1ヶ月単位で利用できる金額は決まっています。

これは、クレジットカード会社が決済でお店や施設に支払うお金をユーザーの代わりに立て替え、後から利用した金額をユーザーに請求するというクレジットカードの原則が関係しており、最初から無限に立て替えると後で返してもらえなくなると、クレジットカード会社の導入店舗や施設から信用が失われたり、クレジットカード会社が破産してしまうというリスクを回避するためだと考えられえます。

利用限度額には注意して利用するようにしましょう。

まとめ

以上、学生がクレジットカードを持つべき3つの理由と、注意点を紹介しました。クレジットカードは便利な反面、ある程度計画性を持って利用することが必要です。ぜひ今回紹介したポイントを参考に、クレジットカードを持つことを検討してみてください。

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