みなさんはクレジットカードを持っていますか?
クレジットカードってたくさんの種類やたくさんの会社のクレジットカードがあって、正直どのクレジットカードにすればよいかわからないですよね。
そこで今回はJCBドライバーズプラスゴールドカードというクレジットカードについて詳しく紹介していくので、是非クレジットカード選びの参考にしてみてください。
JCBドライバーズプラスゴールドカードとは?
JCBドライバーズプラスゴールドカードとはJCBが発行しているクレジットカードです。
JCBドライバーズプラスゴールドカードは基本的にはドライバーズプラスカードと機能的にはほぼ一緒で、そこにJCBのゴールドカードの機能が追加されたということになります。
ドライバーズプラスカードとは、車によく乗る方にとって嬉しい車関連のサービスが多く付帯しているクレジットカードです。
そのため、JCBドライバーズプラスゴールドカードも通常のドライバーズプラスカードと同様に車に乗るたびにお得になる特典を多数利用することができ、さらに通常のドライバーズプラスカードにはないゴールドカードの付帯サービスを利用することができるので、よりお得なクレジットカードということになります。
特徴としては、一般的なクレジットカードにはないキャッシュバック制度が採用されていいます。
JCBドライバーズプラスゴールドカードの基本情報
まずはJCBドライバーズプラスゴールドカードの基本的な情報について詳しく紹介していきます。
年会費
JCBドライバーズプラスゴールドカードの年会費は基本的には10000円となっています。
少し年会費が高いと思われたかたも少なくはないと思いますが、JCBドライバーズプラスゴールドカードはゴールドカードなので、ゴールドカードにしては平均的な年会費の水準になります。
また、JCBドライバーズプラスゴールドカードでは本会員のみではなく、家族会員のカードも発行することができます。
家族カード発行の条件としては、本会員と生計を共にする配偶者やその親子となっています。
家族会員の年会費は1人目は無料で、2人目以降が1000円となっています。
このように、家族会員ならゴールドカードを安い年会費で利用することができるので、是非発行してみてください。
家族会員カードは本会員とクレジットカード利用額を合算することができるので、1度に同じ口座から引き落としをすることが可能になったり、クレジットカード利用額を合算できるので効率よくポイントを貯めることができたりとメリットが多いです。
他にも、JCBドライバーズプラスゴールドカードではETCカードを同時に発行することができます。
JCBドライバーズプラスゴールドカードで発行できるETCカードは年会費と発行手数料無料で発行することができます。
ETCカードを発行できるクレジットカードの中には年会費や発行手数料が有料のところもあるので、どちらも無料で発行することができるのは嬉しいですよね。
本会員はもちろんですが、家族会員も無料で利用することが可能です。
また、JCBドライバーズプラスゴールドカードのETCカードはETC分離型とETC一体型に2種類があり、どちらか好きなほうを選ぶことができます。
ポイント還元率
JCBドライバーズプラスゴールドカードのポイント還元率は基本的には通常のドライバーズプラスカードと一緒で、0~2%となっています。
この還元率は1カ月のクレジットカード利用額によって変わるので、人によってポイント還元率に差があります。
月間利用額は16日から翌月の15日までの計算になります。
JCBドライバーズプラスゴールドカードでは他社のクレジットカードのようにポイントが還元されるのではなく、キャッシュバックという形でお金が還元されます。
キャッシュバックの詳しい内容はのちほど紹介していきます。
国際ブランド
JCBドライバーズプラスゴールドカードの国際ブランドは、名前の通りJCBとなっています。
JCBは日本のクレジットカードブランドのため、日本国内には加盟店が数多くあり、日本のクレジットカード対応店でJCBを利用できないということはまずないでしょう。
しかし、海外ではJCBに対応していないお店が少なくないので、海外に行くときはJCB以外のクレジットカードを持っていくことをお勧めします。
JCBドライバーズプラスゴールドカードの特徴
ここまでJCBドライバーズプラスゴールドカードの基本情報について紹介してきましたが、次はJCBドライバーズプラスゴールドカードの特徴について紹介していきます。
キャッシュバックプログラム
JCBドライバーズプラスゴールドカードではポイントプログラム制ではなく、クレジットカードの利用額の一部が直接割引されるというキャッシュバック制を採用しています。
キャッシュバックの対象は通常のお買い物代金やガソリン代、ETC利用分を含む高速道路代金で、全国のほぼすべてのガソリンスタンドと高速道路が対象となっています。
キャッシュバックの仕組みとしては、以下の3つで決まります。
・月間クレジットカード総利用額
・総利用額のうちガソリンスタンドでの給油、買い物代金とETCを含む高速道路利用額
・キャッシュバック率
これを簡単に説明すると、毎月16日から翌月の15日までのクレジットカード利用額によってまずキャッシュバック率が確定します。
そしてキャッシュバック率が確定した月の翌月1日から月末までにガソリンスタンドや高速道路でJCBドライバーズプラスゴールドカードを利用することによってキャッシュバックされる金額が決まるというシステムになっています。
詳しい月間利用額に対するキャッシュバック率は以下の通りです。
月間利用額 キャッシュバック率
3万円未満 0%
3万円~5万円未満 2.5%
5万円~7.5万円未満 5%
7.3万円~10万円未満 7.5%
10万円~15万円未満 10%
15万円~20万円未満 15%
20万円~25万円未満 20%
25万円~30万円未満 25%
30万円 30%
このように、キャッシュバック率は最大30%となっているので、大変お得なシステムであることがわかるでしょう。
もしキャッシュバック率が30%の時にJCBドライバーズプラスゴールドカードをガソリンスタンドなどで1万円利用したとすると、3000円のキャッシュバックを受けることができるということになります。
なお、キャッシュバック金額には上限があり、いくらでももらえるというわけではありません。
キャッシュバック金額の上限は6000円となっており、ガソリンスタンドや高速道路の合計金額は月20000円が上限となっています。
この上限を超えた分の利用金額はキャッシュバックの対象外になるので注意しましょう。
また、キャッシュバック制度を採用しているクレジットカードの中には年間の利用額に応じて1年分のキャッシュバックがされるというクレジットカードもありますが、JCBドライバーズプラスゴールドカードでは毎月キャッシュバックがされるので嬉しいですよね。
付帯保険
JCBドライバーズプラスゴールドカードは付帯保険が充実しているというメリットがあります。
付帯しているのは海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険、そしてショッピング保険も付帯しています。
付帯内容もプラチナカード並みの内容になっているので、かなり充実しているといえるでしょう。
その中でもまずは海外旅行傷害保険の内容について詳しく紹介していきます。
JCBドライバーズプラスゴールドカードの海外旅行傷害保険は自動付帯となっているので、もしもの時も面倒な手続きなどをせずに無条件で保険を利用することが可能です。
詳しい内容は以下の通りです。
補償内容 補償金額 補償金額(家族特約)
死亡・後遺障害 最高1億円 (自動付帯: 5,000万円、利用付帯: 5,000万円) 最高1000万円
傷害治療 最高300万円 (自動付帯) 最高200万円
疾病治療 最高300万円 (自動付帯) 最高200万円
賠償責任 最高1億円 (自動付帯) 最高2000万円
救援者費用 最高400万円 (自動付帯) 最高200万円
携行品損害 最高50万円 (免責3千円) (自動付帯) 最高50万円(免責3千円)
このように海外旅行傷害保険は最大1億円というかなり充実した補償内容になっています。
海外では日本と違って医療費がかなり高く、保険に入っていないとかなり高額の医療費を請求されることがあります。
そのため、このような高額保証の傷害保険は嬉しいですよね。
また、JCBドライバーズプラスゴールドカードの海外旅行傷害保険は家族特約が付帯しているので、本会員の家族は無条件でこの補償に入ることができます。
補償金額が若干本会員より下がってしまいますが、嬉しいですよね。
次に国内旅行傷害保険について詳しく紹介していきます。
JCBドライバーズプラスゴールドカードの国内旅行傷害保険も自動付帯となっているので、もしもの時に無条件で保険を利用することが可能となっています。
国内旅行傷害保険の詳しい内容は以下の通りです。
補償内容 補償金額
死亡・後遺障害 最高5,000万円
入院費用 日額5,000円
手術費用 最高20万円
通院費用 日額2,000円
このように国内旅行傷害保険では最大5000万円の補償がされるというかなり充実した補償内容となっています。
ちなみに国内旅行傷害保険には家族特約が付帯していないので、カード会員の本人しか補償を受けることができないので注意しましょう。
他にも、JCBドライバーズプラスゴールドカードには旅行時の保険がいくつかあります。
航空機遅延保険では国内外両方が対象となっており、航空機が遅延した際にかかる負担を補償してくれます。
内容としては、乗継遅延・出航遅延・手荷物遅延の際は最大2万円、手荷物紛失の際は最大4万円の補償となっています。
ライフアクシデントケアという犯罪被害傷害保険があり、死亡・後遺障害の際には最高で1000万円、入院費用が7500円/日、手術費用が最高30万円、通院費用が5000円/日となっています。
最後はショッピング保険について紹介します。
ショッピング保険は年間最高500万円まで補償され、国内外両方でのショッピング時の損害があった際にこの保険を利用することができます。
補償期間は商品をJCBドライバーズプラスゴールドカードで購入してから90日間までとなっています。
なお、1商品につき自己負担額が3000円かかるので注意しましょう。
GOLD Basic Service
JCBドライバーズプラスゴールドカードにはGOLD Basic Serviceというゴールドカード専用の特典があります。
この特典は主に旅行や健康の面でお得なサービスとなっています。
その中のいくつかを紹介していきます。
会員専用デスク
JCBドライバーズプラスゴールドカードではJCBゴールド会員専用のデスクを利用することができます。
このデスクではカード関連全般のお問い合わせを通話料無料で利用することが可能となっています。
なんらかのトラブルがあった際などには大変便利で嬉しいサービスです。
健康サービス
JCBドライバーズプラスゴールドカードには健康に嬉しいサービスをいくつか利用することができます。
利用できるサービスは以下の通りです。
・人間ドックサービス
・ドクターダイレクト24
・健康チェックサービス
人間ドックサービスでは、提携医療機関の人間ドックを優待料金で利用することができます。
ドクターダイレクト24では、医療・健康・介護・育児等の相談を24時間365日いつでも医師や看護師に無料で相談することができます。
健康チェックサービスでは、自宅から医師のアドバイスはもちろんですが病院の紹介などもしてもらえます。
また、それらを優待料金で利用することができます。
JCB暮らしのお金相談ダイヤル
JCBドライバーズプラスゴールドカード会員は暮らしにおける税務・年金・資産運用などの相談を電話で無料で行うことが可能となっています。
さらに、希望があれば税理士やファイナンシャルプランナーへの電話相談もすることが可能なので、とても安心で便利なサービスになっています。
JCBトラベルoki dokiトクトクサービス
JCBドライバーズプラスゴールドカードではJCBトラベルデスク経由で国内外の旅行パッケージに申し込み、JCBドライバーズプラスゴールドカードで支払いをすることでOki Dokiポイントが3~7倍にもなります。
このサービスに対応している大手旅行会社は以下の通りです。
・ルックJTB(JTB)
・エースJTB(JTB)
・ホリデイ(近畿日本ツーリスト)
・メイト(近畿日本ツーリスト)
・JALパック(ジャルパック)
・JALパック(ジャルツアーズ)
・ANAハローツアー(ANAセールス)
・ANAスカイホリデー(ANAセールス)
・マッハ・ベスト(日本旅行)
・赤い風船(日本旅行)
手荷物無料宅配サービス
JCBトラベルデスク経由で海外旅行パッケージに申し込みをして、JCBドライバーズプラスゴールドカードで代金を支払うことで、手荷物無料宅配券(片道分)を1枚貰うことが出来ます。
この宅配券を利用すると空港から自宅まで手荷物を1つだけ無料で宅配してもらえるので、旅行の帰り道に荷物を減らすことができるので、楽に変えることができます。
ただし、総額が5万円以上の対象海外パッケージツアーではないとサービスを利用することができないので、注意しましょう。
空港ラウンジサービス
JCBドライバーズプラスゴールドカード会員の方は国内主要空港のラウンジやハワイ・ホノルル空港のラウンジを無料で利用することができます。
利用することのできるラウンジは以下の通りです。
・新千歳空港「スーパーラウンジ」
・函館空港ビジネスラウンジ「A Spring.」
・青森空港「エアポートラウンジ」
・秋田空港「ロイヤルスカイ」
・仙台空港「ビジネスラウンジEAST SIDE」
・仙台空港「ビジネスラウンジWEST SIDE」
・新潟空港「エアリウムラウンジ」
・成田国際空港第1ターミナル「IASS EXECUTIVE LOUNGE(アイ・エー・エス・エス エグゼクティブ ラウンジ)1」
・成田国際空港第2ターミナル「IASS EXECUTIVE LOUNGE(アイ・エー・エス・エス エグゼクティブ ラウンジ)2」
・羽田空港 第1旅客ターミナル「エアポートラウンジ(中央)」
・羽田空港 第1旅客ターミナル「エアポートラウンジ(北・南)」
・羽田空港 第2旅客ターミナル「エアポートラウンジ(南)」
・羽田空港 第2旅客ターミナル「エアポートラウンジ(北)」
・羽田空港 第2旅客ターミナル「エアポートラウンジ(北ピア)」
・羽田空港 国際線旅客ターミナル「SKY LOUNGE」
・羽田空港 国際線旅客ターミナル「SKY LOUNGE ANNEX」
・中部国際空港「プレミアム ラウンジ セントレア」
・富山空港ラウンジ「らいちょう」
・小松空港「メンバーズラウンジ」
・伊丹空港「ラウンジオーサカ」
・関西国際空港「KIXエアポートラウンジ」
・関西国際空港カードメンバーズラウンジ「六甲」「アネックス六甲」「金剛」
・関西国際空港カードメンバーズラウンジ「比叡」
・神戸空港「ラウンジ神戸」
・岡山空港「ラウンジ マスカット」
・広島空港「ビジネスラウンジ もみじ」
・米子空港「ラウンジ DAISEN」
・山口宇部空港ラウンジ「きらら」
・高松空港ラウンジ「讃岐」
・徳島空港「エアポートラウンジ ヴォルティス」
・松山空港「ビジネスラウンジ」
・福岡空港「くつろぎのラウンジTIME」
・北九州空港「ラウンジ ひまわり」
・大分空港「ラウンジ くにさき」
・長崎空港「ビジネスラウンジ アザレア」
・熊本空港「ビジネスラウンジ」
・鹿児島空港「スカイラウンジ 菜の花」
・那覇空港「ラウンジ華~hana~」
・ハワイ・ホノルル国際空港「IASS HAWAII LOUNGE(アイ・エー・エス・エス ハワイ ラウンジ)」
このように全国の数多くの空港ラウンジを利用することができるのは大変嬉しいですよね。
空港ラウンジでは主に、無料でソフトドリンクやコーヒーを飲めたり、新聞や雑誌を読めたり、出発までの時間をリラックスして過ごすことができます。
その他のサービス
ここまでいくつかお得なサービスを紹介してきましたが、最後はまだ紹介しきれてないお得な特典について紹介していきます。
・ハーツレンタカー割引サービス
・JCBゴールドグルメ優待サービス
・ゴールドフラワーサービス
・JCBゴールドゴルフサービス
・JCBゴールドチケットサービス
JCBドライバーズプラスゴールドカードのデメリット
ここまでJCBドライバーズプラスゴールドカードの基本情報や特徴について詳しく紹介してきましたが、最後はJCBドライバーズプラスゴールドカードのデメリットについて紹介していきます。
デメリットをあげるとするならば、利用の仕方によっては還元率が0%になってしまう点と、年会費が高いという点です。
利用の仕方によって還元率が0%になるという点ですが、JCBドライバーズプラスゴールドカードではキャッシュバック制度が採用されているので、普通にクレジットカードで買い物をしているだけでは還元率が0%になってしまいます。
キャッシュバックの対象がガソリンスタンドや高速道路の料金なので、普段からあまり車に乗らないという方にとってはあまりおすすめできないクレジットカードになります。
また、年会費が高いという点ですが、JCBドライバーズプラスゴールドカードの年会費は10000円に設定されています。
クレジットカードのなかには無料のクレジットカードも少なくありません。
それらに比べるとかなり高い金額ですが、JCBドライバーズプラスゴールドカードはゴールドカードで、付帯サービスがかなり充実しているので、年会費が高い分メリットは大きいです。
JCBドライバーズプラスゴールドカードはこんな人におすすめ
いかがでしたか。
ここまでJCBドライバーズプラスゴールドカードについて詳しく紹介してきましたが、車によく乗る人はお得なクレジットカードであることがわかったと思います。
そのため、JCBドライバーズプラスゴールドカードは普段からよく車に乗る方、ポイント交換などが面倒くさいという方、クレジットカードを頻繁に利用するという方にはおすすめのクレジットカードです。
是非今回の記事を読んでクレジットカード選びの参考にしてみてください。