みなさんはどのクレジットカードを利用していますか?クレジットカードってたくさんあって選ぶのが大変ですよね。そこで今回は、MUFGカードのゴールドカードについて詳しく紹介していくので、クレジットカード選びの参考にしてみてください。
MUFGカード・ゴールドとは?
MUFGカード・ゴールドとは世界最大の金融機関である三菱UFJグループの三菱UFJニコス株式会社が発行しているクレジットカードのゴールドカードです。
国際ブランドは基本的にMasterCardとなっています。そのため、お支払いの際に使えなくて困る、ということはほぼありません。
特徴としてはMUFGというネームバリューがありながら年会費は1905円と、ゴールドカードの中では格安と言えます。ゴールドカードというステータスを重視する人にとっては、格安の年会費でゴールドカードを持てるのは嬉しいポイントですよね。また、なんと初年度は年会費が無料!さらに入会手数料や発行手数料など年会費以外の全ての料金も無料というメリットもあります。
また、誰もが気になるポイント還元率ですが、通常時は0.5%とあまり高くはありません。また、場合によっては還元率がさらに低くなることや高くなることもあるので、なるべく高くなるように利用することが大切です。
MUFGカード・ゴールドのメリット
年会費が安い
先程も紹介しましたが、MUFGカード・ゴールドの年会費は1905円とかなり安くなっています。さらに、初年度は年会費が無料というメリットもあります。また、入会手数料や発行手数料など年会費以外の全ての料金も無料というメリットもあります。
これに加えて、MUFGカード・ゴールドは楽Payに登録し利用条件をクリアすると、翌年度の年会費が通常1905円から1028円に優遇されるというメリットもあります。
ほかの銀行系一般クレジットカードの年会費が平均1250-1500円ということを考慮に入れると、ゴールドカードをこの値段で所有することができるのは、改めてかなりコストパフォーマンスの高いカードといえます。
また、MUFGカード・ゴールドでは家族カードを発行することが可能で、年会費は1名まで無料です。2名以降は1枚あたり年会費400円とかなりお得になっています。また、2名以降の場合でも初年度は年会費が無料です。
MUFGカード・ゴールドでは、ETCカードを同時に発行することもできます。ETCカードの発行には、一般のMUFGカードですと1080円の年会費がかかってしまいますが、ゴールドカードなら無料で利用することができます。
ポイント還元率ですが、先程紹介したように通常時は0.5%とあまり高くはありません。しかし、還元率を高くする方法があります!MUFGカード・ゴールドにはポイント還元率を高くするためのプログラムが多く存在しています。
還元率が高くなる例としては、ポイントアッププログラムというものがあります。その中の一つであるグローバルPLUSというプログラムでは、年間利用額が50-100万円未満の人は翌年度の獲得ポイントが1.2倍になるというものです。還元率にすると0.6%です。
年間利用額が100万円以上だと、翌年度のポイントが1.5倍になります。還元率でいうと0.7%です。表にまとめると以下の通りです。
また、アニバーサリーポイントというプログラムも存在します。これは入会時に指定した月のみポイントが1.5倍になるというプログラムです。入会時に月を指定しなかった場合は誕生月がその対象になります。
プレミアムスタープログラムというプログラムは、年間利用額が50万円以上と、年会費の支払いでそれぞれ星が一つ貯まり、星が5つ貯まるとファイブスターメンバーになるというプログラムです。
ファイブスターメンバーになった方で前年の年間利用額が50-100万未満だと、前年に獲得したポイントの10%分が貰え、前年の年間利用額が100万円以上だと、前年に獲得したポイントの20%分を貰うことができます。
これらのポイントアッププログラムを利用すると最大還元率が1.1%でまで伸びます。この還元率はゴールドカードとしては高い設定となっているのでおすすめです。各プログラムの詳細を以下で簡単に表にまとめました。
プログラム | 特典 |
ポイントアッププログラム | ・年間利用額50-100万円で翌年度獲得ポイント1.2倍(還元率0.6%)
・年間利用額100万円以上で翌年度獲得ポイント1.5倍(還元率0.7%) |
アニバーサリーポイント | 入会時に指定した月のみポイント1.5倍(指定のない場合は自動的に誕生月に指定) |
プレミアムスタープログラム | 年間利用額50万円以上と年会費の支払いでそれぞれ1つずつ星を貯め、5個集めるとファイブスターメンバーに認定。認定されると以下の特典が受けられる。
・前年度年間利用額が50-100万未満で前年に獲得したポイントの10%分獲得 ・前年度年間利用額が100万円以上の場合前年に獲得したポイントの20%分を獲得 |
ポイントの交換先
ショッピングなどで貯めたポイントは商品や金券等に交換することが可能です。ほかのポイントにも交換することもできます。ここでは移行できるポイントの一部を紹介します。
移行先ポイント名 | 必要ポイント数 | 移行先ポイント数 | 還元率 |
nanacoポイント | 200 | 600 | 0.30% |
楽天スーパーポイント | 200 | 800 | 0.40% |
Tポイント | 200 | 800 | 0.40% |
JALマイル | 200 | 400 | 0.20% |
このように、MUFGカードゴールドで貯めたポイントはさまざまなポイントへ移行することが可能です。還元率は少し落ちてしまいますが、貯めたポイントをいろんなポイントに移行できるのは嬉しいですよね。
次はポイントと交換できる金券やギフト券の一部を紹介します。交換できるのは以下の通りです。
移行先 | 必要ポイント数 | 交換先の価格 | 還元率 |
三菱UFJニコスギフトカード | 850 | 3,000 | 0.35% |
クオカード | 850 | 3,000 | 0.35% |
Amazonギフトカード | 350 | 1,000 | 0.29% |
スターバックスカード | 650 | 2,000 | 0.31% |
このように還元率はあまりよくないですが、さまざまな金券やギフト券に交換することが可能なので、ポイントの利用がとても便利といえます。また、まとめて多くのポイントを交換することで還元率が上がることも多いので要チェックです。
また、基本的にはポイントの有効期限は2年と長めなので、有効期限を気にすることなく安心して利用できますね。
POINT名人.com
三菱UFJニコスはPOINT名人.comというポイントモールを運営しています。POINT名人.com経由でお買い物をすると基本ポイントに加え、POINT名人.comの特別加算ポイントというものも付きます。
そのため、ネット通販などをよく利用する方にはとてもお得なシステムです。ここでは、利用可能なサイトと加算されるポイント率の一部を紹介します。
通販サイト名 | 加算ポイント率 |
楽天市場 | 0.5% |
Yahoo!ショッピング | 0.5% |
ベルメゾンネット | 0.5% |
イトーヨーカドーネットスーパー | 1.0% |
エクスペディア | 2.5% |
ここで紹介したサイトはほんの一部なので、まだまだ他にも多くのサイトで利用可能です。是非POINT名人.com経由でネットショッピングをお楽しみください。
付帯保険
MUFGカード・ゴールドには海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険などが付帯しています。
海外旅行傷害保険では年間利用額によって補償される内容が変わってきます。
初年度か年間利用額が20万円以上なら、海外旅行傷害保険は自動付帯で最高2000万円まで補償されます。
二年目以降で年間利用額が20万円未満だと、海外旅行傷害保険は自動付帯で最高100万円の補償となります。
条件 | 補償内容 |
初年度または年間利用額20万円以上 | 最高2000万円の補償が自動付帯 |
2年目以降かつ年間利用額20万円未満 | 最大100万円の補償が自動付帯 |
国内旅行傷害保険は年間利用額関係なしに、利用付帯で最高2000万円まで補償されます。
死亡・後遺症の補償、通院費用や、手術費用、入院費用などが主な補償内容です。
旅行傷害保険のほかにもショッピング保険を利用することも可能です。
MUFGカード・ゴールドでは最高100万円のショッピング保険が適応され、補償期間は購入日から90日間となっています。
この保険は海外での利用と、リボ・分割払いの利用時のみが対象となっています。
その他、国内渡航便遅延障害保険というものも受けることができます。
搭乗した飛行機の遅延や、飛行機預けた荷物の遅延などが起きた際に保険金が貰えます。
・寄託手荷物紛失費用保険金 2万円
・出航遅延費用等保険金 1万円
・寄託手荷物遅延費用保険金 1万円
これらの補償は、国内旅行で旅行費用などの支払いを事前にMUFGカード・ゴールドで決済していた場合のみ適応される利用付帯となります。
この補償は年会費が1万円を超えるようなゴールドカードでもなかなか付帯していないので、かなり嬉しいサービスなのではないでしょうか。
付帯サービス
MUFGカード・ゴールドは、ゴールドカードなので、空港ラウンジを無料で利用することができるというサービスが付帯しています。
無料でラウンジを利用できるのは以下の空港です。
・成田国際空港 第1ターミナル「IASS Executive Lounge1」
・成田国際空港 第2ターミナル「IASS Executive Lounge2」
・羽田空港 国際線旅客ターミナル「SKY LOUNGE/SKY LOUNGE ANNEX」
・中部国際空港「プレミアムラウンジ セントレア/第2プレミアムラウンジ セントレア」
・関西国際空港「カードメンバーズラウンジ六甲/金剛/比叡/アネックス六甲」
・福岡空港「くつろぎのラウンジTIME」
・ハワイ・ホノルル国際空港「IASS HAWAII Lounge」
いずれも日本の空の拠点とも言える空港ばかりです。格安年会費で空港ラウンジを無料で利用することができるのはとてもお得ですよね。
三菱UFJ銀行ATM利用手数料サービス
MUFGカード・ゴールドは三菱UFJカードなので、三菱UFJ銀行のスーパー普通預金口座の同行ATM時間外手数料がいつでも無料で利用することが可能になるリバーステージというサービスが付いています。
このサービスを利用するには以下の条件を満たすことが必要です。
- スーパー普通預金の登録
- 三菱UFJダイレクトの登録
- カード支払口座に三菱UFJの口座を指定すること
- クレジットカード・年会費の引き落としを行うこと
MUFGカード・ゴールドのデメリット
ここまでメリットについて詳しく紹介していきましたが、残念ながらMUFGカード・ゴールドにもデメリットは存在します。
最大のデメリットを紹介は、ゴールドカードとしては機能やサービス面がやや弱いという点です。年会費が他のゴールドカードと比較するとかなり安い部類に入るため、仕方ない部分もありますが、付帯保険がほかのゴールドカードに比べると少し手薄な印象があります。
また、空港ラウンジも無料で利用することができますが、限られた空港でしか利用することができないため、旅行によく行くという方は空港ラウンジサービスの充実したゴールドカードを検討するほうが良いかもしれません。
ほかにも、家族特約がないこともデメリットと言えます。家族カードを発行することである程度デメリットを補うことはできますが、少し残念です。
このように、MUFGカード・ゴールドはほかのゴールドカードに比べると年会費は安いですが、サービス面が少し劣っているというデメリットがあることが分かります。
こんな人にはおすすめのゴールドカード!
いかがだったでしょうか。今回はMUFGカード・ゴールドについて、基本情報からサービス内容、メリットやデメリットまで詳しく紹介してきました。MUFGカード・ゴールドはゴールドカードにしてはかなり年会費が安く、コストパフォーマンスの良いゴールドカードであるということがわかったのではないでしょうか。
しかし、デメリットのところで紹介したように、少しサービス面が弱く、他のゴールドカードよりは手薄な印象があります。
そのため、初めてゴールドカードを持つという方や、ゴールドカードを持ちたいけど高い年会費を払いたくないという方には、おすすめのゴールドカードではないでしょうか。